書類選考を通過したら、いよいよ次は面接です!でも、何を話したらいいのか分からない。緊張のあまり何もアピールできないまま終わってしまった。そんなことにならないよう、事前に面接対策を行っておけば、面接当日も落ち着いて会話することができるでしょう。ここでは、面接時に心がけておきたいポイント10箇条を取り上げます。
やる気を伝えよう!
どんなに経験豊かで高いスキルを持っていても、元気や熱意のない人は、それだけで門前払いとなってしまうことも。明るい表情やハキハキとした受け答えは、それだけでやる気として相手に伝わります。
柔軟性を大切に!
事前に話すべき内容をしっかりと準備したつもりが、いざ本番になると台本を読んでいるかのように一方的に話してしまう。そんなコミュニケーション不足を露呈してしまっては元も子もありません。面接とは、面接官とのコミュニケーションを取りながら、自分自身をアピールするための場です。
マニュアル的な準備では、百戦錬磨の面接官を納得させることはできません。時と場合によって柔軟な応対できるように心がけましょう。
前向きな姿勢で!
転職によって、自分のやりたいことを実現させるのだから、常に前向きでポジティブな考えで臨みたいものです。マイナス要素であっても、言い方次第ではよい印象を与えることもできます。
常に誠実であれ!
やはり誠実な人間というのは誰にでも好感をもたれるもの。アピールを意識するあまり、自己主張をしすぎたり、見栄を張って大げさに言いすぎたりしてしまうと逆効果となります。勢いあまってウソをついてしまったりすれば、万が一、採用されたとしても入社後に苦しんでしまっては意味がありません。
一貫性を持ちましょう!
あれこれと複雑に考えるあまり、志望動機と退職理由に連続性がなく、説得性が打ち消されてしまい、結果として大きなマイナスポイントとなってしまいかねません。これはその場しのぎの受け答えによって起こることが多いケースです。自分のやりたいこと、譲れないポイントなどの「軸」を事前にしっかりと定めておきましょう。
論理性を大切に!
長々と説明しても、結局なにが言いたいのか分からない話し方では相手を納得させることができません。まずは、「結論」を述べて、それから説明をするなどの工夫をしましょう。
このような論理性はビジネスパーソンに求められる大きな資質のひとつであり、面接においてチェックされる大きなポイントでもあります。「私はこのように思います、なぜなら・・・」といった話し方をすれば面接官の理解も得られやすいでしょう。
自信を持とう!
数々の選考を通過して、面接までこぎつけたのですから、採用担当者に会ってみたいという判断を受けたということ。妙に遠慮したりせずに、ありのままの自分を理解してもらえるように、志望企業に入社したい動機や入社後にやりたい事などを伝えてみましょう。事前準備がしっかりとできていれば、自信は勝手に沸いてくるものです。
話の内容を具体的に!
面接では初対面の相手に自分のことを理解してもらわなければなりません。そのためには、できるだけ具体的に分かりやすく話す必要があります。これまでのキャリアについても、数字やエピソードを交えて語ることでリアリティが増し、相手の理解を得られやすくなります。
シンプルで完結に!
限られた時間内で自身をアピールするためには、重要なことだけを簡潔に伝える工夫が必要です。熱意のあまり、話のなかにあれもこれも盛り込んでいるうちに、長くまとまりのない内容になってしまうなどの失敗例はよくあります。欲張らずに「5W1H」などの基本的な構成を意識しながら、端的に話すことで、面接官との会話のテンポもでてくることでしょう。
深呼吸して落ちついて!
誰であっても面接時は緊張するものです。しかし、せっかくのアピールの場なのに、焦るあまり早口でまくしたててしまったり、意思の疎通が図れなかったりしては本末転倒です。一度、深く深呼吸してみて、普段よりもややゆっくりとしたテンポで話すよう心がけてみましょう。質問に回答する時も、ひと呼吸置いて冷静さを保つことも有効です。